シイラ、またの名をクマビキ、そしてネコマタギ

今の時期の宇佐沖では小魚を追いかけてシイラ(鱪、鱰)が回遊しています。

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地元の人はシイラのことをクマビキとも呼んでいます。

体長は1m前後のものが多く釣れ、大きいもので2m程まで成長するの大型魚で、その大きな体から繰り出されるもの凄いパワーで引いて釣り人を楽しませてくれることから、スタッフTはクマビキ(熊引き)と思っていたのですが、正しくはクマビキ(九万匹)、群れで回遊する習性があり、一度釣れ始めるとそれはもうたくさん釣れるという意味だそうです。
また、同様の意味合いからトウヒャク(十百)マンビキ(万匹)とも呼ばれているようです。
ハワイではマヒマヒと呼ばれていますよね。

このシイラ、たくさん釣れるので無類の釣り好きのスタッフKや地元の釣り人はこの時期になると100L(リッター)のクーラーにパンパンに、多い日には100Lクーラー2個分も釣ってきます。

しかしシイラ(クマビキ)は、ネコマタギ(猫もがまたいで食べていかないほどのまずい魚)と称されるほど鮮度の低下スピードがはやく、魚特有の生臭さが出るのも早いのです。

今日はそんなシイラの臭味を消して、美味しく頂く激ウマ!シイラのから揚げの調理方法を紹介します。


かんたん激ウマ!シイラのから揚げのレシピ

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・シイラ
・醤油
・酒
 (醤油と酒は1:1)
・生姜少々(チューブのやつでOKです)

これで一晩漬け込んだものに小麦粉を薄くまぶしてカラっと揚げます。

 以上。

えっ!?超かんたん Σ(゚д゚;)
 
鳥のから揚げは醤油、酒、みりん、生姜汁、ニンニク少々に、砂糖少々という感じで、砂糖を隠し味に加えてあげると仕上がりが柔らかくなり、揚げたときに外カリっ中ふわっに仕上がるのですが、魚の場合そんなに調味料は必要ありません!

魚は身に味(旨味)がついているので砂糖とみりんは不要です。
醤油と酒と配分は1対1でお好みで調整しても全然OKです。
あとは一晩漬け込んで揚げるだけ。
皮付きで揚げると海苔付きの唐揚げみたいになって風味の効いたアクセントがなお良しです(´∀`*)

魚や動物の肉は絞めてから一定期間熟成させることによりアミノ酸が分解され旨味成分に変わり、美味しくなるのですが、シイラは特に鮮度が落ちるスピードが早く痛みやすい魚で、臭みが出るのが早いので、釣りたてでないと匂いがあって食べれないという方もいると思います。

そんな方でもこの調理方法なら安心! 
漬け込むことで臭みが消え、旨味が増して、激ウマ!シイラのから揚げの完成です!
もうシイラを猫またぎなんて呼ばせませんよ~。




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