【竿の穂先の作成】
 
 
先日PEが巻き付いて折れたカーボンの穂先を作り直しました。

見事にポッキリいっていますね。
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90cmのカーボンソリッドの穂先をペーパーで好みのテーパに削り落とし、ガイドを巻き付け、色を塗って完成です。



90cmの素材を今回は60cmに切り落として使用しました。
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カーボンを電動ドリルのチャックに挟んでペーパーで研磨。
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糸が重ならないように巻きます。
ガイドの終わり部分の段差の処理にコツがいります。
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糸を結んだ上からアロンアルファで固定。
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スタッフNが巻いたガイド、綺麗に仕上がっています。27


 

スタッフTが巻いたガイド、ちょっとボコボコになっています(>_<)
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でも色を塗ればこの通り、ほとんど気になりません。
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ガイド部だけマスキングして、ラッカーで竿を塗装。
穂先が見やすいよう白色に塗装。
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完成、穂先が見事に生まれ変わりました。
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簡単に書いていますが、これがなかなか時間が掛かる作業


ちょうどの大きさのカーボン素材が無いのでかなりの量を削ることになりますし、テーパは手で削るので同じものはできません。
 
 
ちょうど良い位のテーパのカーボン素材、どこかに売ってないでしょうか。
 
 
糸巻き作業では熟練のスタッフNと初挑戦のスタッフTの巻いたものを見比べると雲泥の差です。
 
 
色を塗ってしまえばそこまで不格好ではなくなったので良しとしましょう。

 
釣具のメンテナンスって結構大変なんですね~。


でも釣り道具は自分の手足のようなもの、大変な分、手を掛けた分だけの愛着が湧く、そういうものではないでしょうか。



 ガイドは軽くてお手入れ簡単のチタンフレームです。
 
 



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